知らないと危険!犬のストレスの原因
犬も人間と同じで日々ストレスを感じながら生きています。軽いストレスは健康に良い?とも言われていますが、小さなストレスが重なると病気につながることもあります。
人間なら言葉を通じてストレスの原因を取り除くことが可能ですが、犬の場合は飼い主がストレスの原因に気づいて対処していかなければなりません。
良かれと思ってやったことでも犬にとってはストレスを感じることもあります。
犬がどんな時にストレスを感じるのか、ストレスを感じた時に見られる行動を知っておきましょう。
犬のストレスサイン 当てはまったら要注意!
愛犬のストレスサインはたくさんあります。ストレスによる行動ではない場合もあるので日々観察してしっかり見分ける必要があります。
ストレスによるものだと判断したら逸早く原因を探り対処しましょう。
重要なストレスサイン↓
・頻繁にあくびをする
・体をなめ続ける(皮膚病のリスク)
・同じ場所を行ったり来たりする
・食欲が異常に増す。
(肥満症のリスク)
・体を震わせたり縮こめる
・尿や便に異常がある(下痢など)
・フケが激増する。
ストレスサインに気づいてあげられるのは飼い主だけです。見逃さないようにしてあげましょう。
ストレスの種類
ストレスの種類は大きく2つに分けられます。
1.心理的ストレス
心理的ストレスの原因となり得るもの↓
- 不安、緊張、恐怖
- 運動不足
- 家族の不仲
- 家族の増加
- 引っ越し
- 同居犬が増えた
犬は生活環境が変わるのが苦手です。引っ越しや家族構成の変化などで生活環境が変わる場合は注意が必要です。
2.身体的ストレス
身体的ストレスの原因となり得るもの↓
- 栄養の過不足
- 病気やケガ
- 運動不足
ほとんどの犬は走り回ることが大好きです。適度に散歩に連れて行かないとストレスが溜まってしまいます。(心理的ストレス含)
また、病気やケガでも強いストレスを感じます。
犬は痛みに強いので、病気や怪我を見抜くのは少し分かりにくいと思います。
日頃からよく観察していれば、行動の変化などで病気や怪我を見抜ける可能性があります。
少しでも犬の体調に違和感を感じたら獣医さんに相談しましょう。
+犬は痛みに強い?
犬は痛みに強いと言われています。野生動物だったころの本能で痛みを隠すのが上手だとか。もし痛みを出してしまったら、敵に狙われてしまいますよね!痛みを隠すのは、生き延びるため。今もまだ本能が残っているのか。。
意外なストレスの原因:例
人間が良かれと思ったことでも犬にとってはストレス…なんてこともよくあります。
犬の性質や性格をきちんと把握しておきましょう。
ストレスの原因の例をあげていきます。
吊り上げ式給水器をつかっている
吊り上げ式給水器は犬の口元に水がつかずに綺麗につかえるという利点がありますが、喉が渇いているときにゴクゴク飲めないので、ストレスの原因になることがあります。
また、高い位置に給水器が付いていると、飲みにくくなってしまい
これもストレスの原因になります。
もし吊り上げ式給水器をつかうなら、犬が首を伸ばさなくても飲める位置に設置し、給水器とは別にボウルやお皿にも水を準備してあげましょう。
ドックフードをいきなり変える
いきなりドックフードを変えるのはストレスの原因になります。
ドックフードを変えるときは今まで食べていたご飯に新しいご飯を混ぜて、
1週間から10日ほどかけて徐々に慣らしていくのが基本です。
過度なスキンシップ
愛おしすぎて犬の体を撫でまわしたり、体をうずめたりしすぎるのはストレスの原因になります。スキンシップは大切ですが過度なふれあいはダメ。
ご飯を食べているときや寝ているときなどのタイミングで行うのは止めましょう。
僕はよくやってしまいます……
まとめ
犬はしゃべることはできません。行動をよく観察し、犬のSOSに気づいてあげましょう。